ユニオン間庭尚之さんが区政に挑戦!

3月3日(金)東大島文化センターにて、「2023年 統一地方選挙  市民の声・江東 スタート集会」が開催されました。

下町ユニオンの運営委員である間庭尚之さんが、江東区議会議員選挙にチャレンジする決意を述べました。

福祉の現場で長く働いてきた間庭さんは、江東区の制度やしくみが硬直化している、制度を運用する人たちも思考停止となっている事を指摘されました。そして、区議会議員として制度設計や運用自体を見直したいが、個人として制度の根幹にかかわるのは困難です。だからこそ、区政に挑戦し市民の代表として政治にかかわりたいとの決意が伝わりました。

私もふれあい江東ユニオン運営委員長として、応援演説をしました。間庭さんは、職場でパワハラにあってユニオンに来られました。ユニオンは、一人はみんなのために、みんなは一人のために、共に支え合う場でもあります。

間庭さんは、自分の問題の解決だけにとどまらず、コロナ禍で苦しい思いをされているケアワーカーを支えるために立ち上がりました。

ケアワーカーズユニオンの代表として、ホットラインを開設し、介護労働者の声をまとめて江東区に要望書を出したのです。

元文部科学事務次官の前川喜平さんの記念講演も興味深かったです。

高校無償化について、「全員が無償でなければ、『無償化』とは言えない。」との言葉が印象的でした。

日本も批准している国際人権規約では、「中等教育も高等教育も無償化する」という目標を掲げています。教育基本法でも憲法でも、子どもの経済的地位によって差別されないとしているが、すべての高校の無償化は実現していません。

教育の機会平等を実現しなくてはなりません。  

子どもの支援は、選別主義(収入要件など個別的な事情を考慮する政策)より、基本的に普遍主義(すべての子どもに等しくいきわたる政策)であるべきです。普遍主義は、給食の無償化、医療費の無料化、授業料の無償化などの政策があるとのお話でした。

後半の「励ます集い」では、世田谷区長の保坂展人さんからのビデオメッセージを皮切りに、東京都議会議員の漢人あきこさん、医師の平野敏夫さん、江東社会福祉士会副会長の坂間正章さん、最後に江東区議会議員の中村まさこさんと、熱い応援が続きました。
(ふれあい江東ユニオン運営委員長 I井)

まにわ尚之さんを、みんなの力で江東区議会へ押し上げよう!