第92日比谷メーデー・新橋アピール行動に参加

↑2021年5月1日 日比谷野外音楽堂にて 右から6本目に「下町ユニオン」の旗が見えます!

下町ユニオンニュース 2021年6月号より

5月1日、日比谷メーデーが日比谷野外音楽堂にて開催され、下町ユニオンの代表として、山本委員長と二人で出席した。
非常事態宣言の発令があり、感染予防の為、各参加団体から代表2名との参加者数制限をしていたが、オンラインで式典の様子は全国に中継された。
都内のホテルから解雇された、外国人労働者の長谷川ロウェナさんからは「私達は日本で暮らす労働者です! 皆さんと同じ労働者です! 私たちは物じゃない!」との訴えがあった。
沖縄・一坪反戦地主の青木初子さんからあった「日米首脳会談で菅が『日本は自国を武力で守る』との発言をし、米軍基地の建設を強行している。沖縄を軍事要塞化する事は、再び戦場にする事を意味している!沖縄は自己決定権を踏みにじられ、また日本の犠牲にされようとしている!」との言葉が印象的だった。

・福島原発事故を忘れない!原発ゼロ社会・復興の実現を!
・コロナ解雇を許すな!雇用継続と休業・生活補償の充実を!
・なくせ貧困・格差・差別、8時間働けば暮らせる社会を!
・9条改憲反対!辺野古新基地建設阻止!菅政権は退陣を!
コロナ禍と言う困難な状況下でも、これらのスローガンを掲げ、メーデーアピールが採択された意義は大きい。

式典終了後、新橋駅SL広場前に移動してアピール行動に取り組んだ。横断幕、ボード、組合旗を掲げ、スタンディングやトークリレーで労働者の権利を訴えた。
コロナ禍における解雇や賃金不払いは、非正規労働者の多くを占める女性、外国人労働者を直撃し、貧困を拡大させた。
実行委員長の発言にもあったように生き生きと生活できる社会をつくっていくことが、私達労働運動に求められている。
メーデーの成功を、次の運動と飛躍につなげて行こう!(M.I)