コミュニティユニオン全国交流集会に参加

全体会報告
10月17日、18日の二日間、北海道・十勝川温泉で第21回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in北海道・とかちが開催され、31都道府県から86団体341名が参加。下町ユニオンからは、計9名が参加しました。
帯広市を中心とする十勝地域は、食物自給率が1000%という豊かな地で、集会でもとうもろこし1200本の差し入れやじゃがいも販売、集会終了後の特別企画でのジンギスカンバーティー(雨上がりの青空の下、おいしい食べ物と空気を満喫しました。)とたくさんの心づくしで迎えていただきました。
 今回の集会でコミュニティ・ユニオン全国ネットワークは結成20年をむかえました。集会テーマを、『全国ネット20年とこれからのコミュニティ・ユニオン運動―人らしく生きる力!もっとユニオン運動を!!』として、20年の成果と、『みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために』『誰でも一人でも入れる労働組合』というコミュニティ・ユニオン運動の原点に返ることを確認しました。
 全体集会には、連合本部、自治労本部をはじめ、社民党党首である福島みずほ消費者・少子化担当大臣ほか北海道選出の民主党議員、道議会議員が来賓として、また、全国ネット運営委員である札幌パートユニオンの工藤仁美衆議院議員も元気に参加。
記念講演では全国ネット顧問でもある中野麻美弁護士が、コミュニティ・ユニオン運動の中で生活の視点で労働が論じられていることに心を動かされてきた、生活の視点から働かされ方と賃金の二極化を問い直す必要があると力強く訴えました。
特別報告として、労働者派遣法抜本改正運動の報告と、地元国労帯広闘争団から闘いの報告を受けました。
そして、夜のレセプションでの交流会、その後の200人が参加しての大二次会、二日目の13の分科会(下町ユニオンでは、ビルメン労働者とワークショップの分科会を担当。)で、全国各地のたくさんなかまと経験交流・議論を深めました