おんなたちのメーデー前夜祭

(下町ユニオンニュース 2023年6月号より)

4月30日14時より東京ウィメンズプラザホールにて、女性中心のメーデーをやろうと「おんなたちのメーデー前夜祭」が開催された。

そもそも女性の「無償労働」は、「家計補助だ」「残業も転勤も出来ない」と低賃金・非正規雇用の理由とされる一方、家事育児労働は「働いていない」ことにされてきた。

メーデーの歴史においても、女性が強いられてきた「無償労働」には無自覚で、ジェンダー平等への大きな阻害となっているのではないか?が出発点であった。
 メーデーの歴史を写真でレクチャー後、「私の主人はわたしだ」「職場で受けたセクハラ」等スピークアウトに会場は大いに沸き立ち、次に〈男らしさ・女らしさ〉の言葉を書いて体に張り付ける「呪縛の鎧を脱ぐ」のイベント。

もやもやジェンダーをテーマにしたワークショップには、ほぼ全員が「労働」「生活」のチームに参加。世代を超えて実感こもる発言が飛び出し、時間が足りないほどだった。


ズーム含めて100人の参加。ぜひ来年もやってほしいとの声が寄せられている。一緒にやりましょう。