「明日から来なくていい」と社長に言われたネパール人男性
江東区 旅館業(◯◯旅館)
ネパール人のAさんは、カレー店でマネージャーとして働いていたが、B社長から強く誘われて「◯◯旅館」で、働くことにした。雇用条件は、月給30万円以上、社会保険加入、会社の借り上げ住宅、家賃は会社負担、会社の車も使用可と言われていた。
ところが、Aさんが働き始めると、長時間労働、休日勤務、深夜の接客を求められた。 聞いていた事と違うと社長に確認したが、曖昧なままにされた。
しかも突然、社長に「明日から来なくていい。」と言われた。
話し合いをすると「辞めて」とは言ってないなどと言い出す。
Aさんは、困り果てて江東ユニオンに加入した。
ユニオンとの団交で会社が出した回答書も、嘘ばかりだった。 ユニオンはAさんと共に旅館の前で抗議行動を数回行った後、労働相談情報センター亀戸事務所でのあっせんを受けた。
一時は決裂したが、抗議行動を継続する中、再度、亀戸事務所での話し合い、和解となった。