公契約条例を考える連続学習会
公契約条例プロジェクト・江東では、江東区での公契約条例制定の実現を目指して3回の連続学習会を企画してきた。
1月14日は第3回「実現にむけての課題と論点」というテーマで行われた。講師には専修大学教授晴山一穂さんをお願いした。
既に制定されている野田市と川崎市の条例の比較をしながら特徴を話していただき実現へ向けての課題を話していただいた。
国による公契約法の制定やILO94号条約(公契約における労働条項に関する条約)の批准が望まれる。
現在、「官から民へ」ということで、民間委託が急増している。公共事業の競争入札の際の労働条件や賃金規定の整備もされていないため多くの「官製ワーキングプア」を生み出している。少なくとも労基法の遵守、生活できる賃金の確保は無くてはならない。そのためにも、公契約条例運動を推し進めていく必要がある。