第二回 憲法改悪を許さない東京東部集会が開催。会場は満員!
4月26日、江東区内のカメリアホール(亀戸文化センター)で、『第二回 憲法改悪を許さない東京東部大集会』が開催されました。
2018年に第一回の集会があってから5年ぶりの開催となりましたが、カメリアホールは、ほぼ満席状態(約400人)の参加者があり、驚きました。日本政府が軍拡に突き進む現在の危機的な状況の中で集会の開催に尽力した実行委員会の方たちの取り組みが実を結んだものだと思います。
集会では、田中優子さん(前法政大学総長)が講演し、戦前から戦後に至る歴史を踏まえつつ、現在進んでいる軍拡や、沖縄や先島諸島などで行われている軍事基地建設など、戦争に向けた動きへの危機感を改めて指摘していました。
田中さんは昨年、仲間たちと共に「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」を立ち上げ、様々な取り組みを進めています。また、政府に忖度する報道が目立つ大手メディアの放送に対して、株主となって改善を求める運動などにも取り組んでいるそうです。
今国会でも、「経済安全保障」の名の下に労働者への身辺調査の導入などを可能とする「重要経済安保情報保護法案」が成立するなど、きな臭い法律が次々と作られています。
平和なくして労働者の生活と権利は守られません。今回の集会を通じて、軍拡に反対し労働者の権利を守る取り組みをさらに進めていく必要を改めて感じました。(あ)