東京大空襲 下町追悼碑巡り
3月6日、「第41回 伝えよう東京大空襲!十万の死を 墨田・江東 下町追悼碑巡り」が行われました。参加者は全体で32名で、下町ユニオンからは11名が参加しました。
1945年3月10日、10万人以上の命を奪った東京大空襲で下町は焼け野原となりました。そのため町会で建てた追悼の地蔵尊や石碑が多くあるのです。
今年は、榎稲荷の堅川地蔵尊(墨田区立川)、菊川橋夢違地蔵尊(墨田区菊川)、八百霊地蔵尊(江東区森下)の順番で回り追悼しました。
榎稲荷で話した主催者の方は、米軍の東京大空襲について語りながらも、日本軍が重慶を爆撃した加害に言及されていました。
夢違地蔵尊で献花した方や、八百霊地蔵尊で挨拶した森下五丁目町会長からは、ロシアがウクライナを侵攻、爆撃している事について嘆く言葉がありました。
すぐ側の菊川橋たもとに、ご遺体が山積みにされていたお話は、大変生々しかったです。
戦災で命を落とされた方々の事を忘れず、平和憲法を守り、戦争をしない、させない誓いを新たにしました。(I)