第32回コミュニティ・ユニオン全国総会・集会inヨコスカ

下町ユニオンニュース 2020年10月号より
 32回目となる全国集会が、『軍港ヨコスカ ここから始める ピース&ライト(権利) 原子力No! 最賃アップYes!』をテーマに、新型コロナのため日程・プログラムを縮小したが、ZOOM参加・オンライン配信の体制もとられる中、9月26日、ヨコスカベイポケットを会場に予想を大きく上回る参加で開催された。
 韓国非正規職労働団体ネットワークからの連帯のビデオメッセージ、ZOOMによる福島みずほ参議院議員の連帯挨拶と各地のユニオンの闘争報告。コロナだからと諦めないで一緒に声を上げよう!コロナだからこそ最低賃金大幅引き上げを!との方針を確認。集会の締めは手話による団結がんばろう。なによりも、コロナ禍においてもユニオンは闘うぞということを確認できた。
参加者たち
 また、集会のメインであった、デモをしながら演奏するウォーキングバンドの「よろずピースバンド」の演奏、非核市民宣言運動ヨコスカの新倉さんの講演、ヨコスカの労働者・市民の闘いの歴史を振り返りながらの地元運動紹介の映像と講談。翌日のオプションでの軍港めぐりにも参加する中で、「平和なくして労働運動なし、労働運動なくして平和なし」ということを確認できた。
よろずピースバンド
 恒例の夜の交流レセプションは無かったが、オプションとして夕食会が90人の参加で行われた。じん肺・アスベスト被災者・家族からの発言、ふたつのユニオンからの闘争報告、参加者自己紹介も行われ、交流の場となった。
 現地実行委のみなさんに感謝します。
 コロナ禍だからと萎縮せず、団結、連帯してがんばっていこうと気が引き締まる集会であった。次回は、来年秋、静岡での開催です。