差別・排外主義と闘う春闘を~           マーチ・イン・マーチ2026と          「ヘイトにNO! 全国キャンペーン」

下町ユニオンニュース 2026年2月号より

3月15日、上野公園をスタート地点に、移住労働者の春闘行動「マーチ・イン・マーチ2026」のデモと集会を行います。
また今年は、差別・排外主義が急速に広がる状況に危機感を抱いた全国の労働組合や労働団体、市民団体等が集まって、「ヘイトにNO! 全国キャンペーン」を結成し、2月から6月にかけて、全国各地で署名運動や集会、街頭行動など、様々なアクションを展開する予定です(詳細は決まり次第、またお知らせします)。
今年の春闘の大きなテーマは、差別・排外主義との闘い、そして労働者の権利や人権が守られる、よりよい多民族・多文化共生社会を求める闘いです。

いま、日本で働く移住労働者は230万人を超え、全国各地の職場・地域で、移住労働者が同僚や隣人として暮らしています。日本はすでに移民社会なのです。しかし、極右や排外主義が国内でも世界でも急速に台頭し、私たちの社会を壊そうとしています。
米国では、覆面をして重武装した「移民・税関捜査局(ICE)」の職員たちが地域社会を徘徊し、有色人種を狙って職務質問や家宅侵入、そして収容施設へ強制連行しています。これに抗議した市民が射殺される事件も起こっています。ICEの標的にされた地域では、地元社会に恐怖が広がっていると言います。まさに、現代社会にナチスのゲシュタポ(秘密国家警察)が蘇ったような状況になっているのです。
そして日本社会も他人事ではありません。昨年の参議院選挙をきっかけに、移住労働者を標的としたデマや嘘によるヘイトが急激に広がっています。その中で高市政権が「外国人規制」を打ち出し、排外主義的な政策をさらに強めつつあります。

「マーチ・イン・マーチ」(移住労働者の生活と権利のための3月行動)は、1993年から、外国人労働者の組織化や労働相談に取り組む労働組合、NPOなどが中心となって、外国人労働者の権利獲得の行動として取り組んできた、3月恒例の闘いです。
いま米国では、様々な労働組合が先頭に立って、「ICEは地域社会から出ていけ」という抵抗運動を行っています。日本でも、労働運動が立ち上がって差別・排外主義に反対し、移住労働者の仲間と共に、労働者の権利を求める声を上げる必要があります。ぜひ、3月15日のマーチ・イン・マーチ2026にご参加ください。

【マーチ・イン・マーチ2026】
■日時:3月15日(日) 集合 13時
■場所:上野公園水上音楽堂 横広場

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