とめよう 原発 3.7集会

下町ユニオンニュース 2026年2月号より

【福島原発事故から15年。とめよう原発全国集会に参加しよう】

2011年3月11日の東日本大震災、そして福島原発事故から15年が経ちました。あの時のことを、皆さんはどのように思い起こすでしょうか。

放射性廃棄物=核のゴミをどう処理するかに、解決方法はありません。安全にコントロールできない技術である原子力発電を使い続けてはならないということこそ、福島原発事故の最大の教訓なのではないでしょうか。

東日本大震災以降、日本では大きな規模の地震がひんぱんに起きるようになっています。そして、福島原発事故の真相はいまだに解明されず、東京電力の当時の経営陣の刑事責任を問いかけた裁判では責任無しとの最高裁判決が昨年確定してしまいました。もう生活できないほどの放射能汚染で故郷を奪われた人々、健康を損なわれた人たち、原発事故があったために人間関係をこわされた人たち。人間にも自然にも余りにも甚大な被害をもたらした原発事故が起きたにもかかわらず、誰も責任をとらない事態が続いています。

一方、日本政府は、老朽化した原発の稼働年数を40年から60年へと引き上げ、原発をなくすどころか、危険な原子力発電への依存を強めようとしています。

そしてこの一月には、強い反発を押し切って柏崎刈羽原発の再稼動がされようとしました。しかし、再稼働させた直後に制御棒をめぐるトラブルが発生し、再稼動を延期する事態に至っています。このことこそ、老朽化し十五年間も稼働させていなかった原発を、再び動かすことの危険性を示すものではないでしょうか。また、浜岡原発では、再稼動の審査用の提出資料について、中部電力が不正に改ざんした事実が発覚しています。

再稼動にまつわるエラーと改ざんが同時に起きていることは、決して偶然ではありません。技術的にも、社会的な信頼を構築しようとする企業姿勢がまったく欠如していることからみても、原発再稼動は根本的に無理があるのです。

3月7日には、「フクシマ原発事故から15年 とめよう原発! 3・7全国集会」が、代々木公園で開催されます。集会のテーマは、「事故は終わっていない」「地震大国に原発はいらない」「原発ゴミ問題を問う」「エネルギー政策を問う」の4本柱です。政府が「原発の積極活用」へと舵を切った今だからこそ、私たちは声をあげ続けなければなりません。

「フクシマを忘れない」、その思いを胸に、集会に参加し、脱原発の運動を粘り強く広げていきましょう!(前田)

3月7日(土) 代々木公園B地区

13時開会 14時半パレード出発*11時~ブース出店開始

フクシマ原発事故から15年
とめよう原発3.7集会ビラ
 2026年3月7日 代々木公園B地区 13時