沖縄現地ツアー報告 日々、闘っている沖縄の現場
下町ユニオンニュース 2026年3月号より

1月31日から2月3日、沖縄の闘いに連帯する東部実行委員会の仲間9人で沖縄ツアーに参加した。
今回、初めて那覇にある対馬丸記念館に。敗戦前年の8月21日学童疎開の子供たちが米軍に攻撃され、千五百名近くが死亡。半数が子供たちだったが、衝撃だったのは沖縄が戦場になることを見越し、軍は指令に「食料を消費する子供と高齢者は足手まといだから避難させよ」と明言していたこと。
おりしも2月1日に那覇で、与那国島など離島の住民避難を批判するシンポジウムが開催され、戦場にするために住民を追い出す発想は今も同じなのだ。沖縄戦で住民の三分の一が殺された伊江島では、今も3割を占める米軍基地が、10時まで夜間訓練をしている。99歳の謝花悦子さんは、「沖縄で戦争は終わっていない。」「もう犠牲にはならない」と語ってくれた。
2日に訪れた宮城島は、鉱山を切り崩した石材をトラックが港まで運び大浦湾への埋立てに使われる。地元の人々は開始された24年11月から毎日一日3回のトラックを「ムカデ歩き」で阻止している。ゲート前を1時間かけて歩くのである。辺野古でも毎日座り込みが続いているが、機動隊の対応が暴力的になっている。普天間基地も返されず、税金2兆円をつぎ込む国策とは。

平日初めて行った嘉手納基地では雷のような爆音が響き、3日当日市や町の抗議を無視してのパラシュート訓練が強行された。
阿波根昌鴻さんの「非暴力のたたかい」が今日も続く沖縄の現状は、日本政府のみならず私たちが強いている現実でもある。映像もある報告集会にぜひ参加をお願いします。現地へのカンパありがとうございました。 (Y)

