韓国サンケン労組支援・連帯デモ

下町ユニオンニュース 2021年1月号より
 12月20日、埼玉県新座市三軒屋公園を出発・解散地として、「サンケン電気は韓国サンケンの解散を撤回しろ!12・20デモ」が行われた。会場の近くにはサンケン電気本社があり、本社前をデモ行進した。地元埼玉市民、さまざまな労働組合をはじめ250名が参加。下町ユニオンからは5名が参加した。
 韓国サンケン労働組合は、3年前に長期にわたる職場を拠点にした闘争と8カ月にわたる日本遠征闘争を闘う中で解雇撤回・原職復帰を勝ち取った。親会社であるサンケン電気は、闘う労働組合をつぶすため韓国サンケンの解散・精算をまたもや発表。1月20に雇用契約終了=全員解雇が迫っている。労組は解散・精算撤回を求めて夏以降テント座り込みを継続している。
 集会には、オンラインで韓国からも参加があり、「サンケン電気は本当に恥知らず。反道徳的反倫理的。組合つぶしのために意図的に赤字をつくり、虎視眈々と狙ってきた。決して屈することはない。工場を、権利を守り通す!」と力強く決意が表明された。
 労働者は国境を越えてひとつ! 日本企業による組合つぶしの偽装解散を許さず、韓国労働者と連帯して闘おう!
韓国サンケン労働組合
 サンケン電気本社前で抗議。 経営不振と言いながら、本社建物の奥に地上5階地下1階建ての大きな新ビルを建設中だった