沖縄辺野古への真吉建設反対! 政府は沖縄の怒りの声を聞け!
沖縄辺野古への真吉建設反対!
政府は沖縄の怒りの声を聞け!
ついに鳩山政権は、辺野古沖への真吉建設という米国との最悪な決着をつけようとしている。それも「最低でも県外」と言った張本人が、今さら「抑止力」を理由に進めようとしているひどい事態に激しい怒りを感じる。
軍隊は「抑止力」どころか、民衆を殺戮し、生活を破壊する存在であることを沖縄の人々は、戦争の体験と戦後の日常から身に刻み込まれてきた。「もう基地はいらない、普天間は即時閉鎖、米国は韓国やフィリピンのように出ていけ!」というのは、至極まっとうで当然な要求である。4.25の島ぐるみの集会は、日米両政府に向かって叫んでいた。「平和な島に戻してほしい」と。
沖縄の闘いに連帯する東京東部実行委員会主催の5.19集会は、雨にもかかわらず、約300名の東部の仲間が集まった。そしてここでの30分の発言のために、沖縄での反基地闘争の中心を担っている安次冨浩さんが駆けつけてくれた。
「現政権に裏切られた沖縄の民衆が怒っている。もう基地を押しつけるな」「でも絶対にあきらめない。あきらめたときに基地が出来てしまうから粘り強く闘い抜くだけ」だと。
最後の言葉も印象的だった。「徳之島は、県外ではない。琉球弧であり仲間である。政府は全く沖縄の歴史を知ろうともしていない。」
これから新たな闘いが始まる。それは軍隊や基地をどうしていくのかという問いかけであり、沖縄への差別をなくし、平和を勝ち取るための本土の私たちの闘いでもある。沖縄と繋がる運動を東部の地で続けていこう。基地建設を許さない声をあげよう。