職場に組合がなくても、ひとりから個人で加盟できる労働組合です。

 

 下町ユニオンは、30年以上の実績を持つ、誰でも一人から入れる地域の労働組合です。

三つの地域ユニオンの「協議会」として1998年に結成されましたが、2023年7月30日の第26回定期大会で、「協議会」から、単一組織としての「下町ユニオン」に生まれ変わりました。

下町ユニオン結成の新聞報道
結成時の毎日新聞 1998年9月17日

 三つの地域支部、介護・ビルメンの職種別支部や分会で構成され、相談活動をしながら、雇用形態や国籍、職種に関係なく、会社との交渉、組合作り等で問題解決をしています。地域の弁護士や病院との連携もあります。

 日本では中小零細企業で働く人のほとんど、つまり働く人の大半は労働組合がない職場で働いています。そんななかで、経営者の横暴にあって解雇されたり、賃金カットされたり、差別やいじめに苦しむ人が後を絶たないというのが実情です。今、雇用と生活への不安が広まっています。こうしたもっとも労働組合を必要としている人たちのためにユニオンはあります。下町ユニオンは、職場に組合がなくても、ひとりから個人で加入できるユニークな労働組合です。

 昨今、正社員と呼ばれる労働者は少なくなってきています。かわりにパート労働者、臨時、契約、派遣、登録、嘱託など、一つの職場でも様々な雇用形態が見受けられるのが現状です。しかし、雇用されている形態や名称は様々でも、労働者として本来持つ権利は正社員と平等であり、また国籍や性別によって差別されるものであってはなりません。

 ユニオンには労働者であれば誰でも、外国人でも、失業中であっても加入できます。また、職場に労働組合があってもその労働組合に加入ができなかったり、あるいは御用組合で労働者の権利を守ってくれない場合には、個人でユニオンへ加入する事もできます。
 下町ユニオンは、企業内組合ではありません。それは企業の枠を越えて団結・連帯できる労働組合です。

■支部構成

■加入案内

■下町労働史

下町ユニオン連絡先 ☎03-3638-3369
〒136-0071 東京都江東区亀戸7-8-9松甚ビル2F